CMSとは…webサイトを便利に管理できるもの

CMSとは、コンテンツ・マネジメント・システムの略で、Webサイトを管理・更新できるシステムのことをいいます。
Webページを作成するための専門的な知識がなくても、Webサイトのコンテンツ管理を実現することができます。

CMSの代表的なものとしては、
WordPress,
Movable Type(ムーバブルタイプ),
concrete5(コンクリートファイブ),
baserCMS(ベーサーシーエムエス),
SOY CMS(ソイシーエムエス),
XOOPS(ズープス),
Geeklog(ギークログ)
などなどたくさんのCMSがあります。

WordPressは現在もっともポピュラーなCMSのひとつです。

WordPressは、もともとブログ(ブログ《ウェブログ》とは、日々更新される日記的なWebサイトの総称)のツールとして開発されましたが、今では個人や企業のWebサイトで使われるようになったり、ギャラリーやポートフォリオサイトに利用されたり、日々進化していきつつあります。

Webサイトは「HTMLファイル」と呼ばれるファイルと、画像ファイルなどをWebサーバーにアップロードします。(静的)wordpress_03
WordPressのようなCMSは、固定のHTMLファイルを用意するのではなく、Webサイトへのアクセスがあった時にプログラムから毎回サーバーがデータを取り出してHTMLが生成されます。(動的)

サイトのタイトルが変更になったりした場合、ホームページ作成ソフトを使うと、すべてのWebページを手作業で変える必要がありますが、CMSは管理画面から変更すれば一括して書き換えることができます。

Wordのような操作で、テキストや画像を自由に入力できて、簡単にWebサイトを更新することができ、Webページへの必要なリンクの更新は自動的に行われます。

CMSの多くはオープンソースで自由にダウンロードして、無料で利用することができます。
セキュリティバグやプログラムの不具合が修正されたり、バージョンアップがなされますので、システムを最新に保つことが重要です。

便利な反面、メンテナンスが必要となるのですね。